オープン ソース ソフトウェア山梨研究会趣旨


 近年におけるUNIXの歩み、インターネットの急速な普及、発達の流れのなかで、オープンソースソフトウェア(OSS)の果たす役割が注目される。 世界的な規模で知識がダイナミックに集約され、また配信され、我々はそのなかで利便性や快適性を享受している。 今後、情報技術分野においてOSSやその開発手法が、世界規模で一層発展し、さらなる恩恵を我々の社会にもたらしてゆくことが予想される。

 山梨地域における20年近い情報技術の流れをみると確実に世界の流れの中にある。UNIXなどのオープンシステムの普及、また、 インターネットの普及において、山梨大学をはじめ率先して新しい技術世界を拓いてきたエンジニア達がいる。1991年にオープンシステム研究会を つくり活動した歴史もあり、これからも、世界の流れのなかで技術を見つめたり、オリジナルなソフトウェアをプロデユースするなど、変革や創造 のエネルギーをもち続け、新しい世界に取り組んでゆくことが期待される。
 そのためにも、地域の企業、大学、公官庁などが積極的にOSSを導入してもらうことの意義は大きい。ユーザが技術や人を育てるとも言われ、開発 者もOSSに関する情報、魅力あるソリューションの提供とともに、理解者を増やし、利用を促進してゆくことである。

 未来を見つめると、OSSや新しい情報技術の開発実験のメッカとしてユーザもまじえ情報発信してゆくことが望まれる。また、本会を通して、エリ アの内外を超え新たな人や企業がめぐりあい、それらの連携により新たな価値やビジネスが生まれてゆくことも期待される。オープンな風土のなかか ら新たなITベンチャーや技術、人材が誕生し、活力ある魅力的なエリアとして人や企業が集積してゆくといえる。

 この地域の情報技術や人材が世界の流れのなかで生き生きと育ち、新しい発展にむけ寄与してゆくためにも、その推進力を地域で高めてゆくことが 必要である。本会はその一翼を担い、これからのOSSの発展ならびに地域や大学における利用、また、それを支え、創造してゆくエンジニアの育成など に貢献してゆくため本会を設立することとする。

         2007年6月22日

発起人

  * 伊 藤  洋    山梨大学名誉教授

  * 鈴 木 新 一  株式会社デジタルアライアンス 社長

  * 廣 瀬 光 男  株式会社ジインズ 社長

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